このガイドでわかること
数値ルールは、まず OCR で文字を読み、その中の最初の数字を使います。商品カードに商品番号、日付、価格が並ぶと、最初の数字が価格とは限りません。意味を自動で判断することを期待せず、必要な数値だけを切り出してください。どの情報が比較に使われるかを固定できれば、想定外の通知を後から調べる際にも原因を追いやすくなります。
設定の手順
数値検出を選び、数字の変化、大きい、小さいのいずれかを指定します。比較の場合は数値として読めるしきい値を入力し、実行するアクションを選びます。100 未満のテストなら、最初に 100 より大きい明確な値、次に小さい値を表示します。最後に再び条件外の値を表示し、それぞれの読取値と実行結果を履歴で比較してください。
結果を確かめる
大きい・小さいは厳密な比較で、等しい値は該当しません。数字の変化は前の有効な読取値を基準にするため、最初の数字だけでは変化になりません。空白や読み取れない画像も、自動的にゼロとして扱うわけではありません。表示が欠けた状態と本当にゼロを表示した状態を、テストの中で分けて確かめることが重要です。
利用前に知っておきたい制約
文字の正規化や数値抽出は、画面を信頼できる相場配信や測定器に変える処理ではありません。特に桁区切りと小数点、カンマを小数に使う表示には注意が必要です。保存された数値を元画面と照合し、画面の言語を変えるだけで解析規則も変わるとは考えないでください。本番のしきい値を決める前に、簡単な数値で読み方を確認します。
うまく動かないとき
予想外の通知は、文字の読み違い、別の数字の混入、レイアウト変更でも起こります。通知がない場合は、値が変わっていない、条件が真にならない、通知先への送信だけ失敗したなどが考えられます。最初に解析された数値、次に条件の状態、最後に配信結果を見ます。配信の問題をしきい値の変更で直そうとすると、正しかったルールまで崩してしまいます。
運用のポイント
しきい値条件は、同じ一致状態が続く間の重複通知を抑えます。いったん条件外へ戻り、再度境界を越えるのは別のイベントです。共有元の再起動やタスク編集で比較の基準が変わる場合は、もう一度テストしましょう。画面通知は補助として使い、取引、医療機器など、誤読や見逃しの影響が大きい判断で唯一の安全策にはしないでください。
はい。1つの数値を含む領域を選び、「数値の変化」「より大きい」「より小さい」を条件にします。在庫が10未満、価格が100未満になったら通知する、といった設定が可能です。数値の変化は初回の値を基準にします。各領域の最初の数値を読むため、無関係な値を含めないでください。速度と精度は画面の鮮明さ、フォント、端末によって変わります。